メキシコ・ロザリトビーチ発展の歴史1

地元のアメリカ人はロザリトビーチを昔から知っているが、日本人やその他のアジア系の人たちは、その存在をほとんど知らない。その発展の歴史は1900年代初めに、リッチなスペイン人がロザリトビーチにカジノを建てたことに始まる。その当時、アメリカは禁酒法時代だったこともあり、多くのアメリカ人が国境を越えて、酒やカジノを楽しんだ。その後も多くのハリウッドスター達がロザリトを訪れた。アル・カポネもロザリトビーチから車で３０分南のエンセナーダにカジノを建てた。ティワナにもカジノがあった。現在カジノ場を保有して未だビジネスをしているのはロザリトビーチホテルのみである。ロザリトビーチはラスベガスが発展するまではカジノ街として栄え、５０年代まではハリウッドスター達の小旅行の場所でもあった。
現在では、アメリカのミドルクラスが週末を過ごす場所となっていて、ゴルフ、スパ、サーフィン、釣りを楽しむ場所として人気である。海岸線に住むのはほとんどがアメリカ人リタイア者や、週末用の別荘が立ち並んでいて家の価格も上昇傾向をたどっている。

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